この一年間2025年度の事業におきましては厚別競技場、補助競技場が検定のために、大規模保全工事により使用できず、円山競技場のみの使用となりましたが当協会主催・主管大会、協力大会29大会を開催できました。北海道マラソン、はまなす車いすマラソン、札幌選手権大会、川崎静一郎記念陸上大会、中村宏之記念陸上大会、ナイター陸上と大会方法を検討し、大会を開催致しました。これらの競技会にシーズン選手の皆さんは、これまでコーチの熱心なご指導のもとで一生懸命練習し、努力を積み重ねて来たことにより、成果が十分に発揮されましたことを感謝申し上げます。

振り返りますと日本選手権大会では御家瀬緑選手（現住友金属→恵庭北高校出身）女子１００ｍ決勝第２位、小池祐選手（住友電工、立命館慶祥高校出身）男子１００ｍ第３位、寺田明日香選手（ジャパンクリエトグループ→北海道恵庭北高校→北海道ハイテクＡＣ出身）女子１００ｍＨ第3位等々の活躍をし、世界陸上選手権、アジア大会で日本代表として出場し期待に応え活躍されました。８月に開催されました全国高等学校対抗選手権では、吉田星選手(東海大札幌高)が男子１，５００ｍ第4位北海道高校新記録を樹立、吉田彩心選手(札幌創成高)女子30,000m第7位でしたが、道高校新記録を樹立、日本学生対校選手権ではキプゲノケネス選手(札幌学院大学)第3位、U20東アジア選手権大会で吉田星選手が優勝、国民スポーツ大会では外川天寿選手(上野なかむら歯科)成年男子走り幅跳び2位、吉田星選手(東海大札幌高)少年男子A5,000m第4位、女子3,000m、吉田彩心選手第4位北海道新、道高校新、U20日本選手権大会、吉田彩心選手(札幌創成高)女子3,000m7位、道新記録、宇都宮桃子(札幌山の手高)女子3,000m1位、畠山このみ選手(筑波大)女子400mH2位、世界クロスカントリー選手権U20日本代表選考会宇都宮桃奈選手(札幌山の手高)女子5,000第1位、日本体育大学長距離競技会5,000m、北海道新、道高校記録、暮れに開催されます全国高校駅伝競走大会に男子は札幌山の手高校、東海大札幌高、女子は山の手高校、創成高校と北海道代表として札幌勢から出場致します。

私たち一般財団法人札幌陸上競技協会から今後開催されますオリンピック代表選手を一人でも多くの出場を目標に、指導者（小学校、中学校、高校、大学、実業団等）の皆様と一丸となって指導をして参りました。その成果は、着実に上がりつつあります。今後も引き続き、指導者の皆様と一丸となって強化を図っていく所存でおります。

選手の皆さんには、陸上競技を通して沢山の感動を体験し、目標に向かって心を奪い立たせてもらいたいものです。夢に向かってあきらめずに努力してください。そして、皆さんの頑張る姿を通して、多くの人たちに元気と感動を与えてください。充実した大会での好記録達成を期待しています。